新しいセラミックホースは、従来のセラミックボール型よりも耐摩耗性が向上しました。 従来のセラミックボール型の場合、セラミックが次第に摩耗していきますが、摩耗してセラミックボールの中心になる程ホース内面のライニング面性が大きくなりますが、半分を超えた場合にはライニング面積が狭くなってきます。 その為半分以上摩耗した場合には急激に摩耗速度が速くなり、ホースの破損となってしまいます。
















使用当初はセラミックボールの頭部分しかホース内面には見えていませんので、ボールの先端部分の点がセラミック部分になります。ボールとボールの間のゴム部分の面積の方が大きく、摩耗速度が速くなります。
TMPセラミックホースは、使用当初より、セラミックの面積が同じになっております。

25%程摩耗が進んだ状態では、ボールタイプの方は次第にセラミック面積が大きくなってきますが、セラミックの面積が大きくなるまでに、ホースの耐磨耗性は約半分にまでなってしまいます。

TMPセラミックホースは、加圧成形セラミックを使用して、セラミックホースの内面に整然と配列しており、チップ形状が円盤である為に、使用当初より摩耗する最後まで同一面積で流動物に対応し、ホースの摩耗速度は殆ど一定しています。
ボールタイプのセラミックホースの殆どは、非加圧成形セラミックを使用しており、硬度が低い為に、耐磨耗性が低く、又ボールそのものも制度が悪く粒径にバラツキがあり、ボールの整列に難点があります。
形状的にはボールである為に、使用当初は点から始まり、次第に面積が増加し、中間で最大面積となり、次は次第に、減少することになります。





TMPセラミックホースは、円盤状のセラミックチップを配列しています。 セラミックホースの製作最大寸法は、 10Mまで可能です。 



セラミックホースは、Rタイプの製作も可能です。 詳しくはお問い合わせ下さい。



フランジなし差込タイプ ビルトインタイプ ニップルタイプ



海外への輸出時の状態 写真は、20M 5本