様々な用途で使用出来る、セラミックパテです。硬度が高く、ダレにくく、耐熱性も高く、硬化時間が短く施工が簡単であるセラミックパテは、搬送パイプ、ミル、ポンプなどの補修に効果的です。
又、ライニング部の摩耗した箇所にもセラミックパテは簡単に施工できます。



今回新しく開発したセラミックパテは、硬度の高いセラミックパテで今までに無かった接着性を持っています。摩耗で孔のあいた鋼管等に最適なパテで、施工方法は従来のパテ同様であり、短時間で硬化します。鋼管よりも硬いセラミックパテは、摩耗に強く施工性も良く、耐熱性も持っています。



セラミックパテの主な使用箇所は、耐摩耗性の必要とする搬送パイプが最も多く使用されていますが、他にも集塵ダストなど、耐摩耗の要する箇所に最適なセラミックパテです。特徴として、非常に簡単に施工する事が出来、又 耐磨耗性が非常に高く、ダレない、耐熱性MAX200°等の点で、多くのユーザーより評価を頂いております。






セラミックパテの施工は、破砕型セラミック粒を樹脂で高密度に硬化結合しセラミックとほぼ同等の硬化にライニング施工する技術です。 セラミックパテ施工で耐摩耗性を実現します。
ウェット・ドライにかかわらず、スラリー流体の搬路の大部分は摩耗から免れる事は出来ません。 具体的には摩耗の激しい部分としての配管の屈曲部・集塵装置の内部、スラリー・サンドポンプの内面・ホッパー・シュート・ベルトコンベアリターンローラー等があり、これらの殆どは、鋼材を素材とした摩耗に対応する為、より硬い素材を(特殊鋼)摩耗の激しい面に特殊鋼やセラミックでライニングする方法がとられています。 しかし、これらの摩耗対策はコスト面・施工作業面・2次メンテなどにおいて多くの問題を持っています。 セラミックパテはこれらの問題点を一掃し、それに応える耐摩耗材セラミック粒を樹脂でセッティングした塗れるセラミック材です。





・硬化後は、セラミックとほぼ同等の硬度です。
・いかなる形状にも対応できます。(現場施工が出来ます)
・施工が簡単(セメントを塗る要領)施工のため付帯装置が不要です。
・鉄・ステンレス・アルミ・コンクリート等に優れた接着性を有しています。
・セラミック破砕粒が密な為に、耐摩耗性に優れています。
・破砕型の為に、セラミックが剥れることはありません。



・パイプ(直管・曲管部の内面・外面)の耐摩耗性
・ホッパー・シュート・サイクロン内面、外面の耐摩耗性
・集塵装置内部の摩耗損傷補修復元
・水中ポンプ・スラリーポンプのケーシング・カバー内面摩耗損傷部の補修
・ベルトコンベアリターンローラー等摩耗損傷部の補修復元
・金属板の耐摩耗補修復元



  温度          硬化       完全硬化まで
  12℃          2時間       48時間
  25℃          20分        24時間
  40℃          10分         6時間



セラミックパテ            3.24g               1として
SUS304               34.67             10.7
SS41                 46.15             14.2
ウレタン               39.85             12.3
タングステンカーバイト         3.88              1.2
アルミナセラミック           1.62               0.5







■ セラミックパテ 施工手順 1
 
 1-パテをする箇所をトルエン等で綺麗に汚れを拭取ります。
 2-パテする箇所をサンダー等でケレンします。(ここで、綺麗にケレンが行われていないとパテ材が十分に接着しな い事があります。)
 3-パテ材(主剤)と (硬化剤)を必要な量を測定し、取り出します。 主剤:硬化剤の混合比は2:1になります。
 4-主剤と硬化剤を均等になるように、混ぜ合せます。



■ セラミックパテ 施工手順  
5-
6-
 ヘラ等で、パテを綺麗に塗り込みます
 硬化後、ハンマー等でパテした箇所を叩いてきちんと修繕が出来ているかどうか確認します。 




■ セラミックパテ 施工手順 2 

1-
2-

3-
4-
 
 パテをする箇所をトルエン等で綺麗に汚れを拭取ります。
 パテする箇所をサンダー等でケレンします。(ここで、綺麗にケレンが行われていないとパテ材が十分に接着しない事があります。)
 パテ材(主剤)と (硬化剤)を必要な量を測定し、取り出します。 主剤:硬化剤の混合比は2:1になります。
 主剤と硬化剤を均等になるように、混ぜ合せます。
 




 5-ヘラ等で、パテを綺麗に塗り込みます。
 6-硬化後、ハンマー等でパテした箇所を叩いてきちんと修繕が出来ているかどうか確認します。

 7-気温が低い場合などの時は、パテした箇所をジェットヒーターなどで、暖めるとパテ材は早く硬化します。
 8-完成